今回も例の豪邸の車庫(カーポート)の軒樋です。何と天然の其れは極太の竹でした、漏斗も樋吊り金具も全て銅板で手造りです。素晴らしい! しかし長年の風雨には耐えきれず竹は腐り所々に穴が・・・取替えましょう先ずは数少ない極太の真竹しかも超ロングで節曲がりの無い物を調達(前回掲載した竹問屋)の逸品です、綺麗に竹を割り中の節目の段差を機械で削り落し調整後に今回は、そうです、塩ビ製の軒樋を押し込み固定しました、此れにより内部に水溜りを造らないようにする事で内側からの腐りを防ぐ作戦でした、竹 本体も流石に内側は外側表面より柔らかく弱いらしいので今回は前よりも少しは長持ちする様にと一手間加えて見ましたが、正直今回初めての作業でしたし、そもそも竹材の加工道具も穴あけや、切断に至るまで全て木工用とは違うらしく今回此れを記に勉強・購入致しました、竹細工の事なら・・・・・冗談しかしながら何事も全て奥が深いですね、素材・材料、職人技術と、今回改め感心致しました、同時に今回この作業を手掛ける事に感謝と、何よりも お仕事をさせて下さいました、お施主様に只々感謝です。
竹材 其の②
2017.01.27(Fri) 19:10 Category:未分類